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ししおどしの説明
ししおどしには、物理演算対応モデル(ししおどしの竹筒)と、ボーンで動かすモデルがありますが、物理演算モデルでは、水玉(かなり大きい)を100個使って1個ずつ竹筒に転がし、その重みで竹筒がバランスを崩して水玉を流しだすことで動きます。水玉を少しづつ転がすには、じょうごに貯めた水玉を、ボーンで「栓」を操作して隙間からほぼ1個づつ下に落として、ししおどしの竹筒に流れるようにします。竹筒に水玉が10個ほど溜まると、左に傾き、溜まった水玉を流し出して、その戻りで、竹筒の底の部分が、石に当たってししおどしの「ことん」という音を出します。「栓」による水玉の操作は、かなり微妙な操作なので、同梱の、shishiodoshi_0_6200.vmd をロードして動かしてください。0から6200フレームまであります。ボーンで動かすモデルは、竹筒がボーンに追従しますので、任意のタイミングで動かせます。この場合、水玉を供給しておくと、たくさん貯めた水玉を流せるでの、実際に動いているように見せることができます。投稿に使った動画は、こちらの方法です。ししおどしが2回目に音を出すシーンがありますが、かなり溜まった水玉を流すので、本物らしく見えています。1回目では、水が溜まっていないのに動いています。

ししおどしモデルの設置(物理演算対応)
同梱のモデル、及びモーションデータを以下のようにロードします。モーションには、永楽亭の庭に設置する位置が登録されているので、モーションデータをロードすると、中心からかなり外れます。
  1. モデル jyougo_lift10ph.pmd をロードします。図1
  2. モーション shishiodoshi_0_6200.vmd をロードします。上面でかなり上から見ます。図2
  3. モデル suiteki1hgr0903.pmd をロードし、モーション suiteki1hg0903.vmd をロードします。図3
  4. モデル操作を jyougo_lift9 の選択にもどし、視点で、操作モデル中心にチェックを入れます。
  5. 再生する。このとき、ししおどし本体竹筒がどこかへ行ってしまうことがありますが、再生を止めてもう一度再生します。
  6. 約3分間、水玉が供給され、20〜25秒に1回、竹筒が動きます。1個の水玉が竹筒に図4、傾いて溜まった水玉を流す図5
  7. フレーム番号3100付近で、今まで使った水玉を上に戻す動作があり、これは見えませんが(剛体を表示させておくと、なんとか見えます。)、岩からの水道出口に、水玉がどっと出てきます。このあたりの操作も、shishiodoshi_0_6200.vmd に入れてあります。図6 100個の水玉では、1分50秒ほどしか動きませんが、水玉のリサイクルで、3分半は動きます。
かがり火の設置
先にkagaribi.pmd をロードし、あとから honoo2ga.pmd をロードします。炎 honoo2ga.pmd は、高さ7以上(y=7以上)でないと、正しく揺れません。かがり火は、炎よりYを3低く設置します。MMDの物理演算のノイズ?によって、剛体がそれらしく揺れるので、炎を動かす必要はありません。同じ装置を、滝水と、もみじの枝や葉に使っています。もみじは風による自然な揺れを自動的に表現できます。揺れさせたくない場合は、剛体をすべてボーン追従にすると、PMM で操作できますが、自然な揺れは簡単ではありません。この物理演算による揺れの装置は、現在までのMikuMikuDance の仕様に従っているので、バージョンアップなどでノイズの扱いが変わると、この装置は正しく動作しないかもしれません。

注意 この炎もそうですが、半透明材質を使ってるモデルは、向こう側に設置したモデルより後にロードします。永楽亭のガラス戸モデルも、その向こう側を透かして見えるようにするには、後にロードします。
半透明材質使用モデル:永楽亭稼動部( eiraku_kadou.pmd )、 岩もみじ ( iwamomiji2.pmd )、 滝水 ( takimizu2.pmd )、 水滴 ( suiteki1hgr0903.pmd )






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